ガリレオ第三話「騒霊ぐ」
湯川から呼び出される内海
湯川の研究室へ行くと、「夫を探してほしい、事件に巻き込まれた」という神崎弥生(広末涼子)が。
1週間前から行方がわからない神崎直樹(渡辺裕樹)は介護メーカーに勤めるサラリーマン。
営業に出たまま戻らなくなってしまったらしい。
しかし、弥生には心当たりがあると言う。
直樹が営業に向かった老人ホームの近所に住む高野ヒデの家に行ったはずだと言う。
しかし、高野ヒデは直樹が行方不明になった同じ日に、心筋梗塞でなくなったことがわかった。
葬儀の日に弥生がヒデの家に行き、直樹が来ていないかとヒデの甥だという高野昌明(甲本雅裕)に聞くが、来ていないの一点張り。
高野昌明は他に3人とともにヒデの家に住んでいるが、誰かはわからないこと、毎晩夜8時から9時には決まって外出すること、誰もいなくなった家から物音がすることなど、不審な点が多いことを内海に伝える。
内海は捜査を始める。
高野ヒデの死には不審な点が無いかや、高野ヒデの家の中を調べようと弓削とともに高野の家に行くが、調べさせてもらえない。
何もすることが出来なかった内海に、怒る弥生。
弥生は、直樹の誠実さ、心の綺麗さを内海に語る。
そして、内海は弥生が妊娠していることを知る。
夜8時、4人がヒデの家を出て行く。
手にはなぜか数珠を持っている。
家に忍び込む内海と弥生。
家の中には、至る所にお札が貼り付けられている。
直樹を探す内海と弥生。
そのとき、家が大きく揺れる!
地震!
外に駆け出す2人。
しかし、揺れているのはヒデの家だけだった。
湯川に、あれはポルターガイストだと言う内海。
そんな内海に家の見取り図を描けと言うが、内海は描けない。
内海とともにヒデの家へ行く湯川。
家の周りをじっくりと見た後、役所に行けという湯川。
近所の地図をずっと昔の分まで何枚も見ていた湯川は、いきなり黒板に数式を書き出す。
そう、湯川の頭にはある仮説が浮かんだのだ。
「ポルターガイストは神崎さんの失踪に関係がある。」と言う。
そして、「彼らが恐れているのは、神崎直樹さんの霊だ。」と。
高野昌明と、他の3人について調べ始める内海。
昌明には、莫大な借金があること、ヒデに金を借りるつもりだったこと、借金の取立てが来ていたことが明らかになる。
捜査を続ける内海。
犯罪者のデータベースから、昌明とともに住んでいる男を探し出す。
湯川と内海はヒデの家の前で張り込む。
ヒデの家では、ヒデの遺産を探す4人。
そこに銀行から電話がかかり、高野ヒデの遺産について話したいと言う。
家から出て行く昌明ともう一人の男。
それを見た湯川と内海は、家の中に踏み込む。
家の中を見て確信を持つ湯川。
ゴミ箱からセメント袋を見つける内海。
時計を見ながら、湯川が言う。「来るぞ!」
家中が揺れる。
ヒデの家にいた女2人は家から飛び出す。
家の畳をめくる湯川。
「これがポルターガイストの正体だ。」と言う。
そこにはセメントで固められた死体が。
警察で証言する昌明。
昌明は借金の返済仁困り、金の工面をヒデに頼んでいた。
そこに借金取りの男と女が現れる。
なかなかたてに首を振らないヒデに、借金取りの男が掴みかかる。
ヒデは車椅子から倒れると、そのまま息を引き取ってしまった。
ヒデはもともと心臓が弱かったのである。
ちょうどそこへ神崎直樹が来た。
ヒデの死を見られたことを恐れ、借金取りの2人は、神崎直樹を殺害。
ポルターガイスト現象は、共振現象によるものだと湯川は説明する。
ヒデの家の下にはマンホールがあり、近所の工場につながっていた。
その工場が夜8時から9時の間に熱水を放出し、その熱水の蒸気がヒデの
家のマンホールに振動を加え、家を揺らしていたのだと。
しかし、ヒデが生きていたときには起こらなかったこの現象が、ヒデの死後起こるようになったのは、そのマンホールを取り巻く環境が変わったからだと。
そう、神崎直樹の死体を埋め、セメントで固めたものがそのマンホールの上にあったわけである。
マンホールに加えられた振動が、和室の固有振動数と一致して、ポルターガイスト現象を引き起こしていたのだ。
